∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

今週の政治には興味津々

民主党全議員総会開催】


 今日の日経新聞を見ると、「昨日、民主党は党所属の国会議員全員を対象に自民、公明両党と合意した『社会保障と税の一体改革関連法案』の修正を巡って党内の了承手続きに入った」と伝えています。
 通常、政治の世界では、交渉前の党内議論で執行部提案を了承した後、執行部が交渉に入った場合、大きな食い違いが出ない限り執行部に一任することが多いと思っていたのですが、どうも、この党では議員総会で決まったことも修正が出れば強く反対してもいいようです。それも抗議の党離脱などの直接的な行動をせずに、議論を重ね、絶対に折り合わない姿勢を貫いても構わないようです。


 民主党って、なんだか不思議な政党です。まるでひとつの政党の中にふたつの党が存在しているように感じてならないのです。執行部は野党との交渉のうえに党内の調整というふたつの作業をしなければいけないし、野党はこれを見て呆れたりいらついたりしても当然だと思います。
 参議院がねじれ状態にあるなんて言っている前に党内に大きな地割れがあるということをあからさまに宣言したほうがいいと思っているのは僕だけでしょうか。このままだと衆議院での議決で与党から多くの反対票が出るわけです。これまた「なんだかなあ」です。こんな議決が一国を代表する国会で行われていいのかなあ、いや、これこそ民主主義、これでいいのだ。なんとか納得しようとしなければと思うのですが、どうしてもすんなりと受け入れられません。


 言葉は悪いですが「駄々っ子」のように反対を唱えたいのなら党を離脱すればいいのにと思ってはいけないのでしょうか。与党に躍進した時のメンバーばかりで、理念を大切にしたいのも判りますが、それでも「やりすぎ」ではないでしょうか。
 反対している議員の皆さんはここで宗旨替えをしてしまうと「ボス」からの“支援”も止まり、選挙民からは“愛想尽かし”されるという危機感を持っているのではと、思えてなりません。
 今週から一杯は政治の世界から目が離せなくなりました。ちょっと面白そうです。


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