【寒いですねえ】
酒が飲めれば「熱燗で一杯」というところですが、残念ながら、僕はまったくアルコールを受け付けないアレルギー体質。そんなこともあって温かい飲み物は寒い季節の「気になる存在」なのです。
で、ここ数年、寒くなると“ちょっと一杯”しているのが「柚子茶」。毎年寒くなると韓国食材店で手に入れるようにしています。もちろん今年も。
お茶というよりもジャムといったほうがいいコイツをスプーンに二杯程度掬ってマグカップへ。お湯を注げば出来あがりという簡単さも気に入っています。柚子の酸味よりもはちみつの甘味のほうが立っていて、飲むだけでホンワリ気分に。こう書くと若い女性のようなイメージですが、実際に楽しみながら飲んでいるのは僕、どこかのネジが一本緩んでいるオッサンです。今もキーボードの横には湯気の立つマグカップが置かれています。
こんなお茶の場合、ビタミンＣがどうとか、はちみつ成分がどうだと健康的なイメージを前面に出すことが多いようですが、僕にとってはまったく関係なし。美味しければいいんです。カップの底に溜まった柚子の皮をスプーンで掬って食べるのが楽しいんです。
ロシア風にイチゴジャムを入れた紅茶のような甘味と酸味に紅茶の渋みが混ざったものよりストレートにフルーツジャムを楽しめるような気がします。いつ頃から飲まれているのか、どんな人たちが飲んでいるのか、まったく判りませんが、韓国の先人には感謝するばかりです。
ということで、残っている柚子皮を食べて、お茶を飲んで……。これで“寒さ対策飲み物編”は完璧。今日の独り言も終了です。
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