∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

冬至の朝

【寒さが……】


 今日、12月21日は一年で一番夜が長い日、冬至です。歳時記的に言うと「かぼちゃと柚子湯」が欠かせない日ということになるでしょう。
 でも、僕には日照時間が短いことよりも寒さのほうが気になります。かぼちゃは「ほうとう」に入っているもの以外は好きではありません。柚子はお風呂に入れるより柚子茶にして飲んだほうが好きです。もちろん、鍋物には柚子と醤油で作ったつけだれが一番だと思っています。
 昔の人にとっては、かぼちゃのビタミンA、柚子のビタミンCが冬の栄養源として貴重だったはずですが、今となってはさほど気にすることもないはず。まさに伝えるべき歳時記として残っているだけです。
 と言いつつ、きっと何事もなかったかのように一日が過ぎていくんだろうな、とも想像しています。柚子茶程度は飲むでしょうが、これだって僕にとってはいつもの習慣。あまり冬至だからどうだとはなりそうにありません。


 それよりも数日中に寒波が押し寄せ、クリスマス寒波になるかもしれないと、しきりに言っている天気予報のほうが気になっています。もし東京に雪でも降ったら左足の神経痛がまた暴れるだろうなとか、風邪引きは勘弁してほしいなあ、と妙に地味な考え方になってしまって……。


 ともあれ、明日からは日照時間が延び始めます。気が早いのは承知の上で言うと「春は近い」ワケです。あの優しく包み込んでくれるような春の陽射しが戻ってくることを楽しみにしておきます。


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