【過ぎたるは及ばざるが如し】
幸か不幸か東京は毎日のように猛暑日がやって来ていますが、日本全体で見るとこんなに晴れが続いているのは東京などの関東地方だけのようです。
梅雨明けすぐの高知にはじまって宮崎、秋田、福知山、そして広島、長崎、福岡と想像を絶するような豪雨が日本を襲い続けています。亡くなった方もこれまでの常識では考えられないくらいです。豪雨報道で必ずと言っていいほど「観測史上初めて」という言葉が出てくるのも、これまでの豪雨ではなかったことだと思います。
特に広島市を襲っている豪雨は雨の上に土石流が発生、止まない雨の中で行方不明者の捜索もままならないようです。
とにかく今年の夏は集中豪雨が多すぎます。毎週のようにどこかが襲われるなんて……。
SNS上では下水道のインフラ整備の遅れ、土砂災害に対しての警戒心の甘さなど人災の面を強調する方も多いようですが、それだけではすまないように感じています。
従来と同じような災害に対する心構えでは立ち行かない時代に突入していることを切実な問題として直視しないといけない時代になったんです。そんな時代に適応する対策を模索したり、危機対応の考え方を身につけなければ今の豪雨には対処できないのではないでしょうか。
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