∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

体重を根拠にした人生の経年変化

【現在69kg。ギリギリ問題なし】

 昨日のブログを読んで古い友人らしい方からトラックバックが入りました。要約すると「昔は痩せていたのに、今は太ることを気にするようになったのか」とのこと。
 このトラックバックを読んだあと、昔のことを思い出しているうちに、僕の身体は仕事と大きな病で膨らんだりしぼんだりしてきたことに気が付きました。

 高校を卒業し、晴れて浪人生活に入った頃の僕の体重は52kgでした。しかし、食生活に問題があったか、大学を卒業した時は49kgでしたが、社会人になってからは徐々に「お太り様」への道を歩むようになりました。ここまでは痩せ型だったと思います。
 社会人2年生の頃から仕事上「食べるのも仕事の内」と自分を追い込むようになります。約10年くらいで55kgから62kgへと腹回りだけが成長したのです。痩せなければ、という危機感はあるものの、さしたる運動もせずに「付き合いで食べ続けて」いたわけです。
 ところが、これでは済みませんでした。仕事内容が変わり、今度は「食べることが仕事」になったのです。痩せるわけはありません。7年くらいで65kgだったものが83kgに。身体全体が「スクスクと成長してしまった」ため、毎年のようにパンツを買い換えていました。そのうえ、背中や脇の下の脂肪層も厚くなるばかりだったので、ジャケットも2年に1度はひとつ上のサイズに買い換えていました。

 ここまでが僕の体重成長期の沿革。ここからは波乱万丈な変動期に入ります。

 永年勤めてきた出版社を退職した後、少し減量に成功していたのですが、起業して2年目の12月29日に大事件が起こりました。治まったあとで判ったことですがノロウイルスにヤラれたのです。突然、上からも下からも信じられないくらい大量の「体液」がほとばしるようになったため、3日間は水分も極力控えて絶食。4日目も正月用のお雑煮を幼稚園生が食べるくらいの量を1食だけ食べたて終わりました。
 ようやく治まったあと体重を計ってみると、なんと15kgも減っていました。ウエストにゴムが入っているパジャマパンツまでストンと落ちてしまう状態でした。この時の僕は身体がフラフラしているなか気力だけで生きていたような気がします。
 これではイカンと焦り、数カ月かけて、なんとか10kgほどリカバーしましたが、ちょうどこの頃、人生最大の失敗を食らうことになり、また体重減。ブカブカの服を着てフラフラと歩いているみすぼらしいオッサンに成り果ててしまったのです。
 そして約7年。体重も気力も体力もなにもかも少しずつリカバーしました。しかし「身体だけが財産」ということに気がついてからは、悪玉コレステロール中性脂肪のことが人並みに気にかかるようになってしまったのです。
 こんな遍歴のなか、できるだけ体重コントロールには気をつけようという意識が強くなりました。特に「夏太り」する僕にとって春から夏にかけての体重増加は鬼門でしかありません。多少口寂しくても、夜食を我慢するのは自分に課した至上命令だと考えています。
 ちなみに、ここ2年半ほどは69kgという体重をキープしています。我ながらエライ。今年3月の健康診断では「このままの状態を保つように努力してください」というご託宣を医師から頂戴しています。
 今のところ、体調に不満はありません。この状態をキープするためにも体重のコントロールには注意するように自分を戒めていますが、生活の変化で膨らんだりしぼんだりする僕のこと、どうなりますやら。

[2024]