∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ オオッ、ラッキー ≡≡

タバコを買いに行って出会った貴重品

 「マスクってありませんか」というフレーズがデイリーワードになってはや数週間。コンビニやドラッグストアでは「ダメ元」で聞くようにしてきましたが、見つからないので、諦めと遠慮と開き直りが入り混じった複雑な心境で過ごしてきたのですが……。

ジャジャーン! マスク、買えました!
パチパチパチッ!

 近くのコンビニにタバコを買いに行き、ふとレジの奥を見ると、さり気なく、ひっそりとマスクが立て掛けてあったのです。
 「エッ、あのマスクは予約品?」とコンビニには似合わない質問をしたところ、「予約なんてありませんよ。5袋だけの入荷だし、万引されるのも嫌なので棚に置かずにここに置いたんです。お一人様1点ですが買いますか?」との答えが返ってきました。

 当然、即買い。それも「押しいただきながらのお買い物」です。

 「たかがマスク、されどマスク」。いまや貴重品になってしまったマスクを手に入れただけで、こんなにも嬉しくなるなんて思ってもみませんでした。
 正直なところ、この上ない仕事や商材と巡り合ったときの高ぶった感情とはまったく違うありがたさまで感じた瞬間とでも言えばいいかもしれません。

 これで、肩身の狭い思いをせず、堂々と胸を張って街を歩けそうな気がします。
フッフッフッ。

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