∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 寒さは寂しさ ≡≡

物悲しさや人恋しさを感じながら過ごす

 小雨が降ったり止んだりする曇天。厚くて重たい雲が頭の上にのしかかってくるような一日。気温も下がり、すぐそこまで冬が来ているような感覚でした。

 夏が大好きな僕にとって二番目に苦手な季節になったようです。

 素直に“寒すぎるから一番苦手”な極寒期と違い、この時期が苦手な理由は“寒くなってくると寂しくなる”というありがちかつ単純なもの。つまり、古来から多くの人から言われ続けてきた“物悲しい”とか“人恋しい”という感覚に陥ってしまうから。春から夏にかけて熟成されてきた何かが、寒さと共に去っていくような感覚といってもいいかもしれません。

 たとえ「熟成されてきたものが去っていく」ように感じていても、「育ったものを収穫する時」と置き換えればいいじゃないかと思えば収まることですが、陽射しもなく肌寒いとどうしても気持ちが萎えて寂しくなってしまうのです。
 もちろん、スッキリ、カラッと晴れ渡ってくれれば、たとえ秋が深くなっても気分は急上昇しますけどね。

 オッと、デリケートやロマンチックとは無縁のオッサンが何を言っているなんて言わないでくださいね。これでも少しは繊細な部分も持ち合わせているんですから。

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