∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ ツイッターよ、どこへ行く ≡≡

動静不穏。
目指す着地点が違うとはいえ
急ぎ過ぎでは

 イーロン・マスク氏が買収したツイッターが従業員の即時半減という荒業を繰り出してきた。世界中の従業員が対象ということなので、日本で働いていた人もゴッソリと解雇対象になっているらしい。報道されている解雇の経緯だけで判断すると、いわゆる現地採用ではなかったのだろう。
 従業員を容易に解雇するのが当たり前のアメリカ企業なので、その考え方に沿っただけと言えばそれまでだが、あまりにも、やり方がドラスティック過ぎるのではないだろうか。

 氏がどこまで大胆で厳しい経営改革を考えているのか分からないが、少なくとも“企業は人なり”という名言が氏には通用しないことだけは確かだ。きっとグローバル企業であるにも関わらず“一人舞台”で企業運営しようとしているのだろう。
 先日から伝えられている認証マークの有料化も、一時的には収入は増加するだろうが、早い段階からプラットフォームが荒廃するのではと危惧されるものだった。
 氏は創業者として自らの“イズム”が浸透していて当然だったテスラやスペースXと同じように、違った“イズム”で運営されてきたツイッターにも自らが理想とするビジネスモデルが即座に適用出来ると考えているのだろうか。
 まるで、世界中に既存のユーザーがいる環境の中でも“理想を追求すればユーザーはあとからついてくる”と考えているようだ。

 私もツイッターユーザーのひとりだが、この大胆過ぎる改革を外野席から見ていると、今でも“荒れるのが当たり前”なのに、これ以上ざらついたらどうしようと考えてしまう。

 まさに「ツイッターよ、どこへ行く」である。
__________________________
[season12/1105/25:50]
霜降』‥朝夕の冷え込み。鍋物。動物たちは冬ごもり直前。
photograph:PORT of KOBE view from Mt. nagamine, kobe city
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄