∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ どうしてウチの猫たちは ≡≡

個食好みは手間が掛かる

 我が家には外飼いの猫が4匹います。
 1匹は斜め向かいのお宅で過ごす時間が多く、あまり顔を出しませんが、時々生まれ故郷に里帰りしてきて、遠慮がちにゴハンを食べていきます。
 冬以外は外で過ごす時間の多い猫は2匹。彼らはお腹が空いた時と大雨の時以外、お隣りさんの出窓の屋根や給湯器の上で寝ています。
 という布陣で我が家で殆どの時間を過ごしているのは1匹だけ。彼女は右目が不自由で距離感も掴みにくく外敵にも弱いため、防衛本能で家の中に居場所を定めたのでしょう。

 それはそれとして。

 彼らは全員が個食好みで、早朝と遅い夕方以外は毎回ひとりずつ「オナカがすいた」と私に訴えてきます。コンピュータと向かい合っている時はモニターの前に座り込み、寝ている時は胸の上から私の顔を覗き込みと訴え続けます。そして、そのたびに食餌の用意をするのが私に与えられた使命というわけです。
 そんな彼らの昼ゴハン時刻は11時前後、16時前後、23時前後。私は自宅にいる限り、毎日3~4回ずつ食餌の準備をしています。ちなみに、一度に作って置きエサにしたものは、よほど空腹でない限り、少ししか食べてくれません。とにかく目の前で用意したものでないとお気に召さないようです。

 これまで何度も「どう考えても、この個食好みさえ直してくれれば、ゴハン準備ですべての作業を止めることがなくなって自由時間が増えるはずだ」と感じてきましたが、そんな目論見が彼らに通じるはずもなく……。

 今日も1匹ずつ別々に準備しています。

 なんとかしてくれー!!! 時間をくれー!!! 集中させてくれー!!!

 このささやかな願いは私のワガママなんでしょうか。それとも彼らの甘えなんでしょうか。11時の部が終わり、今、私は複雑な気持ちでこのブログを書いています。
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[season13┃07 May 2023┃11:55 JST
┃METASEQUIA┃takashimadaira itabashi city.
Photographed on 16 Apr. 2023