∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

〓〓 思い切って「カキ鍋」 〓〓

近づきたい猫と
食べきりたいエサ係

 我が家には海産物に目のない猫が2匹います。そんな彼女たちは匂いを嗅いだだけでウロウロ、ソワソワし始めます。

 猫と同居し始めた頃は焼き魚も刺し身も食べていましたが、魚が焼ける匂いに釣られた1匹がガス台に乗ってヒゲを焼いてしまうという事件が起こって以来、私は海産物を家で食べるのを諦めました。

 あれから数年。なんと今夜は禁を破る大冒険に挑戦してしまったんです。

 鍋の準備をする前に彼女たちには生の鳥もも肉とチュールを食べてもらって腹ごしらえをしてもらい、落ち着いたところで冷蔵庫からおもむろにカキを取り出し、そそくさと準備。匂いに感づいた彼らを-警戒しながらも無視して-味噌鍋に仕立てて食べました。

 ほのかに海の香りが漂ってくる独特の味覚と、とろんとした食感。食味以外に「もうすぐシーズンも終わるからなんとか家で食べておきたいなあ」という願いまで叶いました。

 いい夜になりました。猫たちには申し訳ないですが、僕は、やりました。

 次は刺し身に挑戦します。少し多めに買っておけば “おすそ分け” だって出来そうですからね。

≡≡[season14]24:40/Feb.17/2024 -立春-≡≡
┃ARE YOU READY?┃
-Spring beyond the cold weather-
Taishakuten, Shibamata, Katushika city.
Photographed on May.03/2022