∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ オッと、コロナが! ≡≡

ゴールデンウイーク終了前に始まった
新規感染者増が意味するもの

 今日でゴールデンウイークは終わった。明日からは平常運転に戻らねばと思っている方も多いことだろう。長期休暇の後なのでスロースタートになるのは確実。なかには仕事拒否症に陥る方もいるのではないだろうか。

 そんな社会の再スタートを横目で見ながら、新型コロナウイルスの新規感染者が増加し始めている。検査数の関係で通常なら数値が下がるはずの土曜、日曜の二日間ともに前週同日より増えている状況は、明日以降のさらなる増加を予感させるものであることに間違いはない。

 制限なしで楽しめる日々を過ごした連休明けは新規感染者が増えると予想されてはいたが、連休が終わる前から増加が始まるとは驚きである。
 ひょっとすると、連休とはいっても前後半で人流に違いがあったのか、それとも連休前半ですでに感染していた人が多かったのか。いずれにしても“人智よりもウイルス”という状態は変わっていない

 このゴールデンウイークを機に、専門家や政治家から発信されるウィズコロナの過ごし方提案が急激に増えていくのではないだろうか。つまり、従来「そろそろ考えねば」程度だったものが「ある程度の感染者増はやむを得ない」とはっきりと宣言されるようになるわけだ。

 そうなると、予防策は個人判断でとか、感染した時は保険治療でとか、感染時の休業の取り扱いは企業判断でと変わっていくはず。まさにインフルエンザのレベルである。

 2年半続いた我慢の時が終わって、コロナ禍が一般的な感染症になる日は近い。その時、社会にどんな現象が起こり、世論がどう変化していくかが気になって仕方がない。特に、治療費や休業補償については世論が二分されるのではないかと私は推察している。
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[season12/0508/24:50]
立夏』‥風薫り、夏の気配を感じ始める頃。菖蒲の節句。そら豆
photograph:ueno park, taito city
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≡≡ ノンビリし過ぎたかな ≡≡

注目すべきことにも
反応ゼロ

 ロシアによるウクライナ侵略と戦勝記念日、知床の観光船沈没、ゴールデンウイーク終盤、コロナ禍の行方……。
 私は、世の中の端っこでひっそり生きているのからこそ、世の中の動きには常に注目していなければと毎日を過ごしているつもりです。

 ところが今日は、何事にも注目できない一日でした。ゴールデンウイークに入ってから続けているマインド・デトックスが効きすぎたのか、それとも単なる充電切れか。露出度の高いニュースを見ても聞いても何も頭に入ってきません。反応ゼロです。

 もしこれがマインド・デトックスの効果だとしたら、ちょっと効き過ぎかもしれません。これでは都会の片隅に生息する仙人です。

 難しいものですね、自分では転換点だと思っている時期の過ごし方って。すでに人生の迷子になっている人間が更に迷走し始めると手に負えませんからね。のんびりし過ぎるのも良し悪し。これでは元も子もありません。

 月曜日から本格始動させるためには明日の日曜日の過ごし方が大切になってきたようです。ちょっとだけ自分を叱咤激励して、気持ちの引き締めに掛かります。
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[season12/0507/25:15]
立夏』‥風薫り、夏の気配を感じ始める頃。菖蒲の節句。そら豆
photograph:ueno park, taito city
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≡≡ 思い返してみると ≡≡

10数年ぶりに実感している
ゴールデンウィーク
マインド・デトックスに費やす

「小さな探検に出掛けたり、美術館に行ったり。久々にザラザラした生活から離れているなあ。ノンビリしているけれど、これでいいのかなあ」。今夜、夕食を食べながらそんなことを考えてしまいました。

 何を隠そう、これだけ長い自由時間が取れたのは10数年ぶりなんです。

 振り返ってみると、昨年までは、たとえ連休でも、毎日一定程度の時間拘束があったので“お休み”という実感が乏しく「だからなんなんだ」と開き直り、それこそが生きている証だと思っていました。

 そんな、生き抜くことだけを考えていた私に変化が起こったのはこの春。説明の付かない人生観の変化が起こったのです。いわゆる“根拠のない自信”でもないし、“明日は明日の風が吹く”といった江戸っ子気質的なものでもありません。
 強いて言うなら“豊かさの基準を変えてみる”とでも言えばいいのか。♪ボロは着てても心は錦♪という歌謡曲の境地とでも言えばいいのか。

 そんな説明の付かない人生観の変化が、ゴールデンウィークの捉え方を変えさせたのかもしれません。まだ思考と行動がちぐはぐなので“悟りの境地”というわけにはいきませんが、それでも昨年までと比べるとストレスは減っているようです。

 連休も最後半に入りました。明日からはマインド・デトックスと現実世界に戻った時のシミュレーションを合わせてやっていくことにします。
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[season12/0506/25:00]
立夏』‥風薫り、夏の気配を感じ始める頃。菖蒲の節句。そら豆
photograph:ueno park, taito city
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≡≡ 『立夏』の節気 ≡≡

光輝き、風薫る時季

立夏』。二十四節気では今日から夏が始まる。木漏れ日はキラキラと輝き、そよ吹く風は若葉の香りさえ感じるほど爽やか。『暦便覧』には「夏の立つがゆへ也」と記されている。
 『立春』『立夏』『立秋』『立冬』と二十四節気には「立」の字が付く節気が4つある。それぞれが季節の到来を告げ、徐々に深まっていく自然の移り変わりを示している。だが『立夏』だけは、本格的な夏が来る前にジメジメとした「梅雨」を挟むため、いっそう象徴性が高まる時季になっている。
 また『立夏』が始まる今日は端午の節句(菖蒲の節句)でもある。菖蒲が「尚武」や「勝負」に通じることから男子の節句と言われていることはご存知のとおりである。

 この時季が終わる頃、東京の下町は江戸の心意気を今に伝える祭の時期を迎える。神田祭三社祭、深川八幡祭りなどを代表格にして様々な祭が催行され、神輿が氏子の町々を練り歩く。
 余談だが、三社祭の氏子たちの中では「祭が終わるまでは枝豆は食べず、そら豆を食べる」ものと密かに伝えられている。鞘が天に向かって伸びていくことから「威勢の良さや強い活力」が「空豆」に宿っているというゲン担ぎである。

 心地よく過ごせて活力に満ちるこの時季は、本格的な夏を迎えるための序章である。心地よさの中で威勢の良さを示してもよし、梅雨を乗り切るためにエネルギーを蓄えてもよし。すべてが受け入れられる貴重な時季と言ってもいいだろう。
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[season12/0505/24:40]
立夏』‥風薫り、夏の気配を感じ始める頃。菖蒲の節句。そら豆
photograph:ueno park, taito city
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≡≡ 初めての体験 ≡≡

にわか“鉄ちゃん”の一日は
ハハーッ!の連続

 夕方までに帰ってこられる場所。行ったことのない場所。あまり人が集まらない場所。そんな場所に行けば自分も観光客になれると突然思いついたのが昨夜。朝まで“寝ながら考えて”思い出した場所に行ってきました。
 2~3年前、ある方から「日曜日のあそこは誰もいないし、想像以上に景色が広がっているし、都心から30分くらい電車に乗るだけだし。なにより気楽にフラッと行けるからいいよ」と教えてもらっていた“東京湾岸の秘境駅”です。

 観光客気分で電車を乗り継ぎ、意気揚々と向かったところまでは威勢が良かったのですが、途中で思わぬアクシデントに見舞われてしまいました。二方向に分かれている路線の違った方に行ってしまったのです。
 乗換駅まで戻ってブラブラしながら次の電車を待っていたところ改札口がないことを発見。駅員もいません。

「ハハーッ! これが無人駅か!」。

 感心している間に“間違った方向行き”の電車が何本か到着しましたが、なんと下車した皆さんのほとんどが降りた途端に駅の外に出ていき、線路の写真を撮リ始めたのです。親子連れあり。孫連れジジイあり。中高生らしきグループあり。つまり、この路線を休日に利用しているのは“鉄ちゃん”ばかりだったのです。
 そんな中で、無人駅は出入り自由という初歩的なことも知らなかった私は知らず知らずに間に“新米鉄ちゃん”になってしまっていたわけです。

「ハハーッ! 知らないうちに鉄ちゃんになってしまったぞ」。

 そんなこんなでウロウロオロオロしながらやっと目的の都会の秘境駅に到着。不覚にも、ちょっとだけ感動してしまいました。

「ハハーッ! 東京にはこんな風景もあったんだ」。

 終点なので全員下車しましたが、皆さんも出会った景色に驚かれていたようです。遥か彼方に首都圏を支えるインフラ企業の工場や巨大な橋を見渡せる小さな小さな終着駅。正直言ってこんな駅、工場で働く人以外利用するわけはないはずです。だからこそ都会の秘境駅なんて言われるんでしょうね。

 短か過ぎるわりに小さな驚きが続いた一日でした。身近な所の非日常。こんな日があってもいいですね。
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[season12/0504/24:50]
穀雨』‥春雨が草木を芽吹かせ、穀物の成長を促す頃
photograph:sinobazu pond, ueno, taito city
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≡≡ 連休後半戦始まる ≡≡

賑わいの戻った東京下町に
戸惑っていた私も
自分が観光客になることにしました

 今日からはゴールデンウイークの後半戦。高速道路の渋滞が戻ってきたり、観光地が人で溢れたりと、3年ぶりに連休らしさが戻ってきたようです。

 東京下町にも賑わいが戻ってきました。浅草は当然のこと、アメ横も上野公園一帯も谷根千エリアも“人だらけ”です。
 この3年間で静かな風景に慣れてしまった下町民の私は、人いきれに戸惑ってしまい、観光客が寄り付かない場所を探して逃げ回ってしまいました。

 ということで明日からは「押し寄せる観光客に戸惑うくらいなら、自分が観光客になればいい」という積極策に出ることにしました。夕方には帰宅できる近場以外は行けませんが、こちらからどこかに出向けば、それだけで即席の観光客にはなれますからね。

 さて、どこに行ったものか。今の気分は「連休なんだから無理矢理にでも楽しんでやる」です。深夜になってもどこに行くのかノープランだけど、きっと朝になれば思いつくでしょう。そう期待しておきます。

 では。明日が素晴らしい一日になりますように。おやすみなさい。
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[season12/0503/24:00]
穀雨』‥春雨が草木を芽吹かせ、穀物の成長を促す頃
photograph:sinobazu pond, ueno, taito city
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≡≡ マスク問題 ≡≡

ノーマスクへの道のり

 ヨーロッパ、アメリカ、韓国。コロナ禍を象徴する“医療用具”、マスクが着用不要になった国が増えてきた。それに伴って日本でもマスク不要論が議論されるようになっている。

 2年半前、新型コロナウイルスが拡大し始めた頃、コロナにはマスクが有効だと叫ばれようになった。当初は「専門家がそう言うのだからそうなんだろう」程度の信頼度だったが、今や、マスクなしの外出や会話なんて想像も出来ないようになっている。万一、ノーマスクの人と出会った時は警戒度を上げるのも当たり前になった。もはや“マスク崇拝”とでも言いたいくらい依存するようになっているわけだ。

 そんなマスクにお役御免の時がやって来そうな気配である。

 とはいっても、今のところ日本国内での感染症学的な検証は一向に耳にしていない。もちろん経済学的なリスク論に関しての議論も聞こえてこない。聞こえてくるのは、マスク不要が世界のトレンドになっているから、それに乗り遅れないように日本も議論を進めるべきだとする提言ばかりである。それでもいいだろう。いつまでも検討しないままでは済まない問題なのだから。

 では、実際にマスク不要になったとしたらどうなるだろう。

 前提として、強制や義務ではなく、要請や自粛だけで国民を誘導してきた国が、どうやってマスク不要を伝えるのかという問題は考えないようにしておこう。素知らぬ顔で「マスクは不要です。でもご用心を」と発表すればすむことだから。

 マスクがなければ、息はこもらないし汗の滴りもなくなる。人々の表情も見える。声も聞こえやすくなる。はっきり言っていい事ずくめである。
 しかし、新規感染者がいる限り、コロナ感染の危険性は確実に上がる。なかにはマスクをしていないからとノーマスクの人との接触を避ける人もいるだろう。

 同調圧力には弱いが、臨機応変に器用さを発揮することのできる日本人のことである。屋外では不要、様子を見て室内もという流れになるのは確実だが、他人とすれ違わないような広く開けた所ではマスクを外すが、そうでなければ着用するということになるのだろうか。
 つまり、予期しない圧力を受けるくらいなら着脱の煩わしさなど意に介さない態度である。マスクの感染予防効果を知った上で、ノーマスクを選択するか否かを決められる人は少ないかもしれない。

 連休明けの新規感染者数の増減にもよるだろうが、マスク不要論の議論が前途多難であることは間違いなさそうだ。
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[season12/0502/25:00]
穀雨』‥春雨が草木を芽吹かせ、穀物の成長を促す頃
photograph:sinobazu pond, ueno, taito city
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≡≡ 今日から五月 ≡≡

五月晴れの日が
続きますように

 今日から五月。和名で言えば皐月です。一年でもっとも快適に過ごせる季節がやってきました。残念ながら初日の今日は冷たい雨が降るあいにくの天気でしたが、マッ、ご愛嬌というというところでしょう。

「さつき」という名称は、もともとは米作りを最も重要な農作業と捉えていた日本人が、早苗(さなえ)の田植えが始まる頃として「さなえづき」と言っていたものが変化したと言われています。つまり今月は、実りの秋目指して農作業に勤しみ始める月というわけです。
 こんな季節に相応しいのが「五月晴れ」という言葉。耳にするだけで心地よく爽やかな気持ちになれるような不思議な言葉です。
 ところで、本来「さつきばれ」は「梅雨の晴れ間」という意味だったものが、旧暦が新暦に変わった頃から「五月の晴天」を指すようになったとか。
 ということで、言葉に厳密な方の中は「さつきばれ」は梅雨の合間の晴天を指し、「ごがつばれ」は五月の晴天を指すと言い分ける方もいらっしゃるようです。

 さて、どんな1カ月になるのか。実りの時を予感させる月になってくれるのでしょう。個人的な目標は「快適さに浮かれ過ぎず、やるべきことをやり遂げる」です。
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[season12/0501/24:15]
穀雨』‥春雨が草木を芽吹かせ、穀物の成長を促す頃
photograph:sinobazu pond, ueno, taito city
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≡≡ 庶民派か、それとも ≡≡

五月を彩る花の代表は
フジか、ツツジか、ボタンか

 五月は花の季節。見事に咲いた花々が街中で競い合っています。

 そんな中でも、東京のフジとツツジに関しては、江戸時代から続く寺社と武家と町民の好みが現れた花だと私は思っています。
 つまり、フジは神社仏閣の藤棚に咲き、人々から仰ぎ見られる花で、ツツジは町民、つまり庶民が楽しむ身近な花、そんな感じがしているのです。ちなみにボタンは、武家屋敷で大切に育てられた箱入り娘的な存在だと思っています。

 桜の代表格ソメイヨシノ駒込の染井村生まれということはよく話題に登りますが、実はツツジも染井村で生まれ、大久保の百人町辺りに住んでいた同心、鉄砲組百人隊が広めたと言われています。
 同じ村で生まれ、花を愛でて、新種を育て、競い合うことに情熱を注いだ江戸の人々の熱意が広めたふたつの名花が、時代を越えて今では、東京中の人々を楽しませてくれています。

 ということで、私のような庶民中の庶民は街路樹として植えられたツツジを楽しみながら、あっちへフラフラ、こっちでキョロキョロしながら連休を楽しませてもらうことにします。
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[season12/0430/24:50]
穀雨』‥春雨が草木を芽吹かせ、穀物の成長を促す頃
photograph:AZALEA, negishi, taito city
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≡≡ 今日からゴールデンウィーク ≡≡

肌寒いスタートだけど
心の中は快晴のGW。
まずはリフレッシュを。

 4月29日。3年ぶりに行動制限のないゴールデンウィークが始まりました。雨が降り続き、肌寒いスタートになってしまいましたが、大切なのは天気よりマインドです。休暇に入られた皆さんの心境は快晴そのものだと推察しています。

 やっとコロナ禍の制約から一歩抜け出したと感じている方も多いのではないでしょうか。専門家は「連休明けに新規感染者が拡大する」と予想しているようですが、ときにはリフレッシュも大切ですからね。

 ようやくコロナと休暇を天秤に掛けて休暇を取ることも可能になった記念すべきゴールデンウィークです。それぞれのスタイルで、存分に楽しみましょう。
 万一、連休明けにコロナに感染したとしても、その時はその時のこと。窮屈な日常から離れて、まずは気分転換。ひょっとすると免疫力だって上がるかもしれません。

 ちなみに、いつも通りの生活を続けようとしている私も、あっちへフラフラこっちでキョロキョロする時間を増やそうと思っています。
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[season12/0429/24:40]
穀雨』‥春雨が草木を芽吹かせ、穀物の成長を促す頃
photograph:sinobazu pond, ueno, taito city
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≡≡ ゼロコロナ政策 ≡≡

「ご苦労お察しします」としか
言いようがない

 3年ぶりのゴールデンウィークが始まろうとしている。新型コロナウイルスの新規感染者が漸減している現在、これまでの2年間のような厳しい行動制限を課すことは到底考えられない。また、ヨーロッパやアメリカのようにほとんど制限なしの国も増えてきている。
 こんな情勢の中、中国ではゼロコロナ政策が続けられ、上海や北京では厳しい外出禁止令や隔離政策が出されている。専門家の間では「失敗」「限界」「世界経済のリスク」など否定的な意見が多く出ているが、中国政府は方針を変更するどころか堅持しようとしている。

 医学も政治も国際経済も、ゼロコロナ政策と日本の物価上昇の関係も、何もかも素人の私だが、さすがにゼロコロナ政策は行き過ぎだと感じている。
 もし私が上海に住んでいて、一切外出するなとか、毎日のようにPCR検査を受けろと言われたら「切れる・爆発する・途方に暮れる・焦る」いずれかの精神状態に陥ると思う。いや、最初は大きな疑問符付きで「ハーッ?」と叫ぶはずだ。それも語尾に強いアクセントが偏った発音でだ。

 人もモノも活発に動き回るのがグローバル時代の特徴。当然、ウイルスだって世界を駆け巡っている。そんな環境の中で生きているのだから新規感染者が出ても不思議ではないと思うのだが……。中国政府が言うような「街を封鎖すれば感染症は収まる」というのは理想論過ぎるのではないだろうか。そろそろ、その理想論に「補足」を付け加える時期が来ていると思うのは私だけではないはずだ。

 自分自身が直面していない事態なので、エラそうなことが言える立場にはないが、それでも外出禁止を強いられている皆さんには「おきのどくさま、ご苦労お察しします」と大きな声で伝えたい。

 加油上海・加油北京、である。
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[season12/0428/25:10]
穀雨』‥春雨が草木を芽吹かせ、穀物の成長を促す頃
photograph:sinobazu pond, ueno, taito city
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≡≡ ワクチン接種4回目 ≡≡

本当に大丈夫か?
対象者を絞り過ぎでは

 今日行われた厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会で厚生労働省がコロナワクチンの4回目接種に関して「60歳以上の人と18歳以上で基礎疾患がある人を対象にするよう提案した。

 私はこのニュースを知って4回目接種を60歳以上と基礎疾患のある人だけに絞って大丈夫かという素朴な疑問、いや本能的な恐れを感じてしまった。
 諸外国がそうだからというのが厚労省の見解のようだが、日本国内の基準を作るのなら、真っ先に日本の実情を見極めるのが道理というものではないだろうか。

 高齢者は重症化しやすいからというのは分かる。18歳以上で基礎疾患のある人というのも分かる。だが、最前線でコロナ禍と向き合う医療従事者や高齢者がほとんどの介護従事者は対象外でいいのだろうか。
 たしか2回目の接種の頃だったか、接種の順番が回ってこない若い介護従事者から接種の要望が出ていたと思うのだが、現在は要介護者だけが接種していればいいことになっているのだろうか。
 また、60歳以下の人の中にも、仕事内容や健康状態を考えて接種を希望する人がいると思うのだが、希望すれば受けられるようには出来ないのだろうか。

 これまで同調圧力や義務でやむを得ず接種していた人が対象外になるのは当然だし、喜ばしい進歩である。だが、依然としてウイルスに晒される可能性のある人はいるのだ。そんな人たちも含めておくが日本流の慎重さではないだろうか。

 提案は提案として受け取るとしても、閣議での再度の検討をお願いしたいところである。
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[season12/0427/24:50]
穀雨』‥春雨が草木を芽吹かせ、穀物の成長を促す頃
photograph:sinobazu pond, ueno, taito city
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≡≡ ツイッター買収 ≡≡

言論の自由の基準とは。
これからのネットメディアの行方が
問われることになる買収劇。

イーロン・マスク氏によるツイッター買収策をツイッター社が承認し、買収が確定した。買収額は5兆6千億円。買収後は非公開化される」。

 イーロン・マスク氏は本当にツイッターを手に入れてしまった。

 最初にこの買収案を知った時は「これは反発が出るぞ」と感じていたが、表面的には穏やかな支配権移譲になった。ツイッター社が対抗策として計画していたポイズンピルの発動もなかった。
 現在の一般株主は「株式が希釈化されて1株あたりの価値が一時的に下がってしまう」という恐怖から逃げ出せたうえに、高値で売り払える恩恵まで得たわけである。

 これからツイッターはどうなるのだろう。氏は現在のツイッターは「言論の自由の原則が守られていない。デマやプロパガンダなどを判断する基準を公にして誰もが内容を検証出来るようにするべきだ」と言っているが、具体的にはどんな
ファクトチェックを用意するのだろう。
 そもそも、氏の考える“言論の自由の基準”とはどういうものなんだろう。
 これまでも“炎上”の原因だった拡散してしまって暴走し始めたコメントなどに歯止めを掛けるプログラムは用意されるのだろうか。
 氏の理想を素直に受け取れるユーザーばかりなんだろうか。万一、そうではないユーザーがはびこった時はどう対処するのだろう。

 素朴に考えれば、たとえSNS上であっても言論の自由を守ろうとするとフェイクニュースもデマもプロパガンダも言いたい放題、言った者勝ちということになる。つまり“炎上上等”である。
 もちろん、フィッシング詐欺や、まやかしのクラウドファウンディングなどのサイトに誘導しようとする輩も出てくるだろう。

 私は“自由を行使する権利”には“自由を維持する義務”も同時に発生すると信じている。
 隠れた所からデマを垂れ流して、対象にした人や事物を傷つけたり、興味本位の人々を洗脳しようとする人間ほど卑劣な輩はいないとも信じている。
 また、一旦拡散したデマでも反論すれば収まるなどという論理は机上の空論だと信じている

 これからツイッターはどんな道を歩もうとしているのだろう。改革後も納得して使い続けられるメディアであってくれることを切に願っている。
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[season12/0426/24:45]
穀雨』‥春雨が草木を芽吹かせ、穀物の成長を促す頃
photograph:sinobazu pond, ueno, taito city
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≡≡ 自然が演出する“色の競演” ≡≡

満開の花々が競い合い、
街が自然が作り出した色で
満たされる

【お礼】本日はフェイスブック上で私ごときに多くの方から誕生日のお祝いコメントを頂戴し感激しております。恐縮しながら感謝しております。ありがとうございました。まずはお礼まで。ペコリ!

 まだ寒かった2月後半から4月前半までは梅や花桃、桜が花の主役だった。しかし、木々の若葉が目に染みるようになるにつれ、一気に花々が共演するようになった。
 花の名前には疎い私だが、それでもいくつかの名前くらいは知っている。しかしそれだけではない。愛でながら楽しませてもらっている。

 春から初夏に掛けての快適さは気温や湿度、陽の光やそよぐ風だけが作り出しているのではないと私は思っている。花々が織りなす色とほのかな香りが知らず知らずのうちに心に染み渡って、豊かな気持ちにしてくれていることも快適さの要素だと信じているのだ。
 ある意味、ゴールデンウィークに欠かせない演者のひとりと言ってもいいだろう。

 街で咲き誇る花々を愛でながら、イキイキと動き回る。そんな暮らし方も悪くない。
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[season12/0425/24:50]
穀雨』‥春雨が草木を芽吹かせ、穀物の成長を促す頃
photograph:WISTERIA zenkoku-ji, kagurazaka, sinjuku city
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≡≡ 本日終了 ≡≡

何もしない無駄な時間を
過ごせただけでもよかった

 雨の日曜日。一日中4匹の猫たちと過ごしました。

 不要不急の用のないことだし、出掛けずにゴロゴロしていよう。そんな日があってもいい。

 どうもこれがいけなかったようです。雨の日になると急に出不精になる4匹の猫たちがベッドの上で寝ているため、昼寝もままならないし、片付けものも彼らを起こさないように静かにやらないといけないし。
 ということで昼寝は諦めて、あっちでモゾモゾ、こっちでウダウダしながら過ごすことに。マッ、こんな日があってもいいでしょう。
 ちなみに猫軍団は定期的な見回りもせずに、食餌以外ずっとベッドの上で寝ていました。今日だけは、お気に入りの場所で寝るのは止めたようです。

 ということで私自身は、昼寝もせず、ゴロゴロもせず、かといって外出もせずに一日を過ごしてしました。怠惰と言えば怠惰。リラックスと言えばリラックス。何もしない無駄な時間を過ごせただけでよかったと思うことにします。フー、明日は動き回るぞ。
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[season12/0424/25:15]
穀雨』‥春雨が草木を芽吹かせ、穀物の成長を促す頃
photograph:sinobazu pond, ueno, taito city
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