∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 大暑の候 ≡≡

晴れましたねえ
これからは暑くなりますよね

 今日から大暑。暦の上では一年でもっとも暑い季節ということですが、梅雨が長引き、陽射しそのものとご無沙汰することがほとんどの今年は、如何せん実感が伴いません。
 例年、梅雨の時期でも晴れ間はあるものなのに、今年は雨が続き過ぎているような感覚になっているのは僕だけではないでしょう。これほど晴れた日を待ち望んだ年も珍しいのではないでしょうか。

 とはいっても、午後から青空が戻ってきた今日は“暑い夏”への期待が持てそうな一日でした。大暑を一番暑い季節が始まる頃とわきまえれば、きっと明日以降は暑くなるんでしょう。そう思うことにします。

 汗だくになっても、暑さでフラフラしても、水分補給が間に合わないくらい喉が渇いても……。僕が大好きな“暑い夏”は確実にそこまで来ています。

[3185]

≡≡ 選挙も吹っ飛ぶ吉本問題 ≡≡

退路を断った発言の強烈なパワー

 ご存知のように、新聞テレビを問わず、通常、国政選挙が終わった次の日の報道は選挙の総まとめやこれからの分析などでほとんどの紙面や時間が費やされます。ところが今回の参議院選挙は、従来とはかなり様相の違う終わり方をしそうです。

 ご存知のように、新聞テレビを問わず、通常、国政選挙が終わった次の日の報道は選挙の総まとめやこれからの分析などでほとんどの紙面や時間が費やされます。ところが今回の参議院選挙は、従来とはかなり様相の違う終わり方をしそうです。

 「投票日前日に行われた吉本芸能のベテラン芸人二人による会見と今日の社長会見がすべてを吹っ飛ばした」。こんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか。
 僕は国政選挙と処遇や暴露を並列に見るのはさすがに不謹慎だろうと思いつつも、興味津々見入ってしまいました。

 チラチラとテレビを見ながら、今回、吉本芸人が示した「退路を断った人間が逃げることなく真正面から語りかけた時のインパクトやパワー」の強烈さに対して「理性を保ちながら計算と予測で選挙に望んだ」人たちの“熱さ”の差が見事に浮き彫りにされているのではないでしょうか。

 オツムの働きに限度のある僕のような人間は、少し時間を置いて、意識の切り替えが出来るようになってから「京アニ・テロ」「参議院選」「吉本問題」それぞれを理解していくしか手がないように感じています。

 それにしても。宮迫さんはコンビ名どおり“決死隊”になりましたね。

[3184]

 

≡≡ 開票速報を見ながら ≡≡

盛り上がりに欠けるのは誰のせい?

 現在7月21日23時。参議院議員選挙の開票が続いています。

 毎回国政選挙の夜はリモコン片手に開票速報を見ながら、当確を打つタイミングはどこの局が早いかとか、選挙運動中のレポートはどこが見ごたえあるかなど、選挙結果よりも局ごとの編成や演出のほうが気になり、結果は明日の新聞で確認するのが僕のスタイルです。ちなみに、当確を打つタイミングではNHKが一番早かったように感じています。

 それにしても盛り上がりに欠ける選挙だったと思いませんか。

 憲法、年金、働き方など重要な議案が目白押しで、各選挙区でつばぜり合いが続き、当確を打ちにくい選挙だということは理解できますが、全般的に粛々と開票が進み、番狂わせや政党交代というような劇的な結果は僅かしか出ていないような気がしています。

 選挙期間中に伝えられていた「投票してもどうせ変わらない」「誰がやっても同じ」あるいは「政治なんて判らない」というような心理がそのまま結果に反映されているのでしょうか。それとも国民に「何が何でも変えなきゃ」という切実感や危機感が乏しいからでしょうか。

 令和最初の国政選挙も、ここ数年続いている「期待はしないが義務は果たす」という国民心理が反映された結果に終わりそうです。
 そろそろ「日本はどうあるべきか」とか「自分の主張を代弁してくれるのはどの政党や立候補者なのか」を判断材料にした政治参加で日本を支えていこうという意識が国民全体に浸透してもいい時期に差し掛かっていると思っているのは僕だけなんでしょうか。

[3183]

≡≡ 久々の寝落ち ≡≡

日付が変わりそうな時間ですが
“おはようございます”

 居付き猫たちに食餌を与え、自分の食事をして。食後にはノンビリとひと休み。夕食が終わった時にはこう考えていたんです。
 ところが、ボンヤリとテレビを見ているうちにカクンと寝落ちしてしまったようで、ついさっき目が覚めました。どうも3時間ほど熟睡していたようです。
 これだけ寝落ちすると、さすがに身体は軽く気分もスッキリしています。
 ちなみに居付き猫たちは全員外出中。ひょっとすると遊んでくれないオヤジを見切って探検に出掛けたのかもしれません。

 それにしても、久々に寝落ちしました。土曜日の夜は時間を気にせず寝落ちして開放感に浸っていた頃に逆戻りしたのか、それとも僕自身も気づいていないナニかが起こっているのか。体調が悪いわけではないので、ナニかが起こっているのでしょう。そうしておきましょう。

 さて、と。

 明日は早めに投票を済ませて、遠出するため早く寝たいのですが、覚醒した今の気分で眠れるのかどうか。ベッドでゴロゴロしていれば眠たくなります、よね。

[3182]

≡≡ 岩波新書のEPUB化 ≡≡

「知のアーカイブ」の拡充を目指して

 昨日、グーグルニュースを見ていたら『イースト、 PDFからの構造化テキスト抽出に成功、岩波新書EPUB化』というリンクを見つけました。
 そのページに飛んでみたところ専門用語満載の難しい文章が表されていましたが、要は、比較的容易な作業で刊行されている岩波新書電子書籍版が出来るというものです。近年出版されたもののなかで印刷会社が製版データを保存していればという条件は付くものの、このテクノロジーを活用して絶版になっている書籍もEPUB形式で復刻できるワケです。

……………

 これまでにも古文書のデータ化は行われてきましたが、商業刊行物で版権が成立している出版物に関しては新しく書き起こされたものがほとんどで、資料として手に入れたいが専門的な古書店でも見つけにくい書籍を手に取るのは─国会図書館アーカイブに保存されているもの以外─絶望的な状況だったといっても過言ではありません。

……………

 しかし、今回の技術開発で状況は一気に変わってきたようです。

 活版や写植で作成された数十年前のものはいうに及ばず、高密度のPDFで保存された印刷データを活用した復刻はエラー覚悟のものでした。簡単に言えば、EPUBに対応したレイアウトソフトで保存されているでないと復刻は難しいものだっのです。
 それがPDFからEPUB用データに変換できるソフトの完成によって書物のデジタル化がスムースに行えるようになりました。
 たとえば、学術書や論文など初版限りで絶版になっていたものや、自社でデータ保存するには荷が重すぎるとされている新聞でも「知のアーカイブ」であったり「歴史の証言者」としてデジタル保存出来るようになったんだと僕は捉えています。
 平たく言えば、このソフトウェアを使えば「知の蓄積と考えれば重要だが、売れないから重版も復刻もしなかった本」にも改めて光が当たる日が来る、ということです。

 岩波書店の刊行済新書のEPUB化を端緒として、数多くの「知」が復刻されることいなるでしょう。いや、そうなってほしいのです。

[3181]

≡≡ アッ、忘れた ≡≡

やってしまいました

 ちょっとしたモノを買う。支払いをする。宅配便やチケットの受け取り……。コンビニって本当に便利ですよね。コンビニがなかった時代、どうやって生きていたんだろうと思うこともしばしばです。

 アマゾンからの宅配便を受け取ろうとコンビニへ。─玄関を出る時にはそう考えていたのです─。ところが、入った途端レジに向かい、買う必要のないタバコを買ってそのまま出てしまったんです。つまり何も目的を果たさなかったワケです。

 宅配便の受け取りを思い出したのは数時間後でした。一日のうちに複数回訪れることなどない僕のこと、いつものおばちゃんが「今日は珍しいですね、二回ですか」と声を掛けてくれましたが、その言葉自体を複雑な思いで受け止めてしまいました。

「さっき、宅配便の受け取りを忘れてたのよ。そのために来たのにタバコだけ買って帰っちゃったんだ」と言うと、おばちゃんからは「そういう時もあるのよねえ」と達観したようなお答えが。どう言えばいいのか困ったんでしょうね。

 何度使っても毎回混乱するマルチ端末からレシートを出してレジに行き、届いていたものを受け取ったところ、「これだけですか」との質問が。暗に「もう忘れ物はない?」と念押ししてくれたようでした。

 TV番組の『はじめてのお使い』に出てくる子供だってもう少しお利口に振る舞っています。少なくとも目的を忘れて、必要のないモノを買って帰ることなんてないはずです。いったい僕は何をしようとしていたんでしょう。

 オイ、オッサン! しっかりしろよ!

[3180]

≡≡ ご無沙汰でしたね“お天道様” ≡≡

やっと晴れた、と思ったら

 晴れました。

 午後半ばからとは言え、東京の下町に青空が戻ってきました。やっぱり晴れるといいですねえ。なぜかウキウキしてくるし、動きも軽やかになるし。
 気象学的には今日一日で7月になってからの日照時間を超えたのではないでしょうか。気温も上がり、夏らしい気候に近づいたのではないでしょうか。

「ヨッシャ、晴れた」と、一人で喜んでいたら、明日からはまた雨になるというニュースが聞こえてきました。しかも直接の影響はないものの、台風まで来ているとか。つまり、本格的な夏の訪れは“おあずけ”ということのようです。

 そろそろ梅雨にもウンザリし始めている僕にとって今日の天気は、ちょっとした「息抜き」だったようです。こんな思わせぶりなことをして焦らさないで、一気に夏に突入してくれればありがたいのですが。

[3179]

≡≡ 傘を置き忘れたばっかりに ≡≡

傘を差して傘を買いに行く?

 どこかで傘を置き忘れてきたようなので、仕方なくビニール傘で出掛けることに。

 少し重いけれど頑丈そのものの16本骨。布地はダークなチェック柄。ここ数年はコイツ1本に頼ってきたのでそれなりに愛着を抱いていた傘なのに、いったい何時何処に置き忘れてきたのでしょう。

 置き忘れてきたのは仕方ないとして、次の相棒を買いに行こうにも雨が降り続いているため、予備に置いていたビニール傘を差して行くしか手がありませんでした。

 が、さて買いに行こうとした時、ふと妙なことを考えてしまったのです。

 傘を買った後、差してきたビニール傘はどうすればいいのか、一瞬戸惑ってしまったのです。まさかビニール傘を置いてくる訳にもいかないので、持ち帰ることになるワケです。
 となると「片手に閉じた傘を持ちながら、買ったばかりの傘を差して帰る」ことになります。傘屋でもないし、不審な人間でもないし。どう考えても収まりのつかない格好になるのは確実じゃないですか。
 結局、“傘大名”のような格好でそぼ降る雨の中を歩くなんて御免こうむりたいので、今日の傘買いは中止しました。

 とはいっても必要なことに変わりはありません。「片手に閉じた傘を持ちながら、買ったばかりの傘を差して帰る」ような買い物を避けるためには、晴れた日に買いに行けばいいとばかり天気予報を見て晴れそうな日を確認したところ……。

 今週はずっと雨が降るとか。いくら梅雨時とはいえ、たまには晴れた日があってもよさそうなのに、今年は難しいんですね。

 たった1本の傘を買うだけなのに上手くいかないものですねえ。マッ、しようがない。今週いっぱいはビニール傘で我慢します。

[3178]

≡≡ 本日、放心状態につき…… ≡≡

緊張感と安堵感が相まった一日

 高かった壁を乗り越えられた達成感よりも、次なるステップに向かい始めた緊張感のほうが強かった昨夜は心の中で呪縛になっていた件から開放されたからか、まさに熟睡しました。
 同時に、突然降り掛かってきた心配事も原因を取り除くことは出来ないけれど、とりあえず一段落したという連絡をもらい、ホッとひと息つくことが出来ました。つまり、昨夜「一喜一憂」と思っていたことが「一喜」に様変わりしてきたわけです。

 昨日は、自分の生き様に「とてつもない変化があった日」だったようです。そんな日の次の日、そうそう簡単にいつもどおりの生活に戻れるわけもなく、何も手がつかない放心状態のまま過ごしてしまったのは致し方ないことなんでしょう。

 今は、出来るだけ早く放心状態から抜け出して「通常な生活に戻れるかどうかが課題になってきたぞ」と気持ちを引き締めようとしています。

 明日からどんな動きが待っているのか。緊張感を保ちつつ、楽しみにして向かい合うことにします。

[3177]

≡≡ きっと今日が“節目の日”になる ≡≡

いつの日か
良き思い出として語れる日になりますように

 この9年間、眼の前にそびえ立つ高い壁を乗り越えることが出来ずに果たせなかった思いを果たしたい。そんな願いを果たせる時が来たと(勝手に)思い込み、昨夜から今日の夕方まで動き回っていました。
 しかも「深く関わってはいるけれど、まさか今日起こると思いもしなかっった」出来事も同時に起こってしまうというおまけ付きでした。
 今日起こったことを自分なりに振り返ってみると、一喜一憂(いや、十憂くらいかな)の日だったのかなと思うと同時に、すべてが「運命の見えない糸」で繋がっていたのではないかと感じています。

─今日のこの気持ちは誰にも判って貰えない。しかし、極私的かつ重大なメモリアルデーになることは確か─

 今はこの程度の曖昧すぎることしか言えませんが、いつか「実はあの日はこうだったんです。そしてあの日が運命の節目であり、転換点になったんです」とお話しできる日が来ることを願っています。
 曖昧模糊とした独り言で申し訳ありませんが、今のところは「コイツ、何かあったな」と感じていただくだけに留めさせてください。

[3176]

≡≡ 蒸しますねえ ≡≡

梅雨時ならではの天気をやり過ごせば

 ここまでの2週間ばかり、肌寒さのほうが勝ってしまい、梅雨時ならではの蒸し暑さとはご無沙汰でした。
 しかし今日は、東京の下町にもそぼ降る雨、高い気温、ジットリとする湿度と梅雨らしい天気が戻ってきました。
 蒸し暑くて、なんとも不快なこんな天気も、梅雨寒が続くよりは梅雨らしくていいかと思いながら一日を過ごしました。

 この時期を過ぎれば梅雨も明けて暑い夏が来ます。

 今日のようなジメジメ天気をやり過ごしながら、体調不良に気をつけて、大好きな夏が来るのを待つことにします。

[3175]

 

≡≡ 銀行、行かなきゃ ≡≡

今回は「難民」にならないぞ

 7月12日金曜日。明日からの3日間、みずほ銀行の入出金システムは動きません。

 他行でも、コンビニでも、ATMさえあれば、いつでもどこでも現金が下ろせるようになって数十年。みずほ銀行を普段遣いにしている僕にとって、その入出金システムが停止するのはけっこうなプレッシャーになるイベントです。一部のメディアが使っている「みずほ難民」という言葉も、もっともと身に染みる思いで捉えています。
 昨年秋、振替休日になると必ず使えなくなるATMだけを頼りにしているというのに、休止することを忘れ、土日月の3日間を惨めな思いで過ごしてからは、難民にはなりたくないという思いだけで「休止のご案内」には異常なほど注意を払うようになってしまいました。

 金曜日にはお金を出しておかなきゃ。

“空っぽの財布自慢”なら誰にも負けない自信のある僕でも少しは財布の中に現金を入れていたいもの。混んでいるのを覚悟してみずほ銀行のATMに向かいました。案の定、長蛇の列でしたが今日だけは我慢するしかありません。

 今回のシステム停止で最終ということのようですが、さすがに1年で9回も平日以外は利用できない経験をすると「本当にこれで終わりですね?」ということを聞きたくなってしまいます。
 まあ、構築した銀行が最終と言うからにはそれを信じて「構築されたそのシステムのテクノロジーは最新のものですよね」と念を押すのは控えておきますが。

[3174]

≡≡ 子猫がいない! ≡≡

最悪の結果にならなければいいけれど

 今朝から4匹の子猫全員が行方不明になっています。隠れてどこかで遊んでいるのならいいのですが、もし最悪のことだったら……。

 飼猫登録をしているわけでもなく、自由に動き回れる居付き猫として扱ってきただけに、どこかで、誰かに“保護”されてしまったのだとしたら、たとえ人間の僕には対処のしようがないのです。
 4匹の母親である「かあちゃん」が雨の中をウロウロして探しているのを見て、クロちゃんやブチくんは妙に静かになっています。僕と同様、彼らも心配なんでしょう。

 こうなると、ご近所のお宅でお世話になっていると願うしかありません。子猫を探し続けている「かあちゃん」を励ましながら、彼らがヒョッコリと帰ってくることを願うことにします。

 ……いつの頃からか“猫バカ”になってしまったオッサンの独り言でした。

[3173]

≡≡ どうしたんですか、バリッとして ≡≡

こんな日だってあるんですーー

「どうしたんですか、今日は? バリッとしてカッコいいじゃないですか」。
 夕方、いつもお世話になっているタバコ屋さんでこんなことを言われました。
「5年に一回くらいはね、フッフッフ」。
 いつもカジュアル・スタイルで現れる僕がチャコールグレーのスーツに淡いブルーのストライプト・ボタンダウンシャツ、エンジ系のネクタイなんて格好で登場したものだからタバコ屋のオネエサンもビックリしたようです。

 僕だって、たまにはスーツで出歩くこともあるんです。まあ、稀ですが。

 カッコいいかどうかはともかくとして、きちんとコンディションを整えたスーツ・スタイルで歩き回るとシャキッとした気持ちになるもの。「我ながら気分いいワイ」なんて言いたくなってしまいました。
 かといって、必要以上にスーツにこだわる必要がないのだから“身分相応”のヨレヨレ・カジュアルで充分だとも思うし。

 久しぶりに“オシャレ”なんて言葉が頭に浮かんできた一日でした。

[3172]

≡≡ 梅雨寒の火曜日 ≡≡

ほおずき市だというのに

 7月9日。今日から2日間、浅草寺では4万六千日の法要が行われています。
 この法要に欠かせない縁日である『ほおずき市』のほうが有名になりすぎて、法要のことが忘れられているようなきらいもありますが、まあいいでしょう。
 この日に観音様にお詣りすれば4万6千日分の功徳があると言われている法要も、赤く膨らんだほおずきには敵わないということなのでしょう。

 年末恒例の「羽子板市」やお富士さんの「植木市」、あるいは入谷の「朝顔まつり」とは違い、「ほおずき市」は浅草寺の法要と密接につながっている縁日。できればお詣りしてから縁日を冷やかしていただきたいものですが、どうもほおずきの魅力には勝てないようです。
 いわば「仏の功徳より、鬼灯(ほおずき)の赤さ」といったところでしょうか。

 それはそれとして。今日はけっこう肌寒い一日でした。

 ほおずき市は真夏のような暑さのなかで行われることが多い縁日なのに、今年は梅雨寒のなかでの開催になってしまいました。
 これでは「夕闇が迫る頃、黄色い光が溢れてくる縁日を浴衣姿で冷やかす」のも勇気がいるかも。
 こんな日は、そそくさとお詣りを済ませ、急いでほおずきを手に入れ、スススッと居酒屋の暖簾をくぐるに限るというところでしょうか。

[3171]