豪雪の北国を横目で見ながらの
自分流防寒術
「日本海側では昨日からの大雪が続くでしょう。また東京でも明朝の最低気温は氷点下になるでしょう」── 今日のニュースではコロナ関連と同じくらいのウエイトで寒波の話題が伝えられていた。
確かに寒い。体感的には年末というよりも2月頃の厳冬期並みといってもいいくらい。まだ寒さに順応していない時期だというのに、ここまで寒いと身体がついていかない。
寒さが苦手なオッサンとしては、ヒートテックに頼らざるを得ない状況である。これ以上寒くなるとフリースの出番。たしか一年前は年を越えてから引っ張り出したと思うのだが、この寒さではそうも言っていられない。
ところで、こんな時に選ぶメニューは、辛さが際立つものや湯気に満ちたものばかりになってしまう。
豆板醤や花椒の効いた中国料理。唐辛子たっぷりの韓国料理。食べ終わるまで湯気が立ち上り続ける鍋料理。まあ、こんなところだろう。なぜかは分からないが、スパイシーなインド料理は寒さには似合わないような気がする。きっと暑い時に汗をかきながら食するのに適しているのだろう。
ということで、本日の昼は「辛めの酸辣湯麺」。夜は鶏とキノコの鍋物にした。特に夜のナベは居付き猫たちのお口にも合ったようで、私の取り分はキノコと豆腐がメインになってしまった。“おすそ分け”程度にいただいた鶏肉と鶏のエキスが溶け込んだスープ(煮汁?)の美味しかったこと。身体が暖まったのだからヨシとしておこう、か。
北国を襲っている早すぎる雪害のことを忘れて、食べ物ばかりの現実逃避になってしまって申し訳ない。……きりたんぽにすればよかったかな。
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[season12/1226/25:15]
『冬至』の候‥一陽来復。陽の光が伸びるにつれ陽の気が戻ってくる
photograph:SKY, downtown-tokyo
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