∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

〓〓 他人事とは思えない 〓〓

台湾で大地震
人的被害が少なければいいのだが

 夜のニュースを見ていたら「台湾で震度6強地震が起きた」というニュースにぶつかった。朝8時直前に発災し、数時間経ってからの報道ということもあって映像もたっぷり流れてきた。

 ビルが倒壊したり、水道管が破裂したり、揺れている最中に多くの人が逃げ惑うという地震につきものの災害風景を見ていると、改めて地震の恐ろしさを思い出してしまう。
 発災からまだ時間が経っていないので具体的な被害は分からないが、少なくとも、人的被害だけは最小限で留まってほしいものだ。
 たしか台湾の耐震基準はかなり高かったはずなので、被害は限定されていると思いたいが、それでも、地震地震。これから数日間で明らかになるはずの被害情報には注意していよう。

 台湾系の知人が何人もいる私にとって台湾はとても身近な国。彼らや彼らの周囲の人々を襲っているだろう不安や恐怖心を想像すると、とても他人事とは思えない。ニュースに注意を払いつつ、知人たちにも連絡を取ってみよう。

がんばれ台湾。加油台灣!

≡≡[season14]24:00/Apr.03.2024 -春分-≡≡
┃NOW YOU'RE ON┃
-Cherry blossom 3/3-
Ueno Park,Taito city.
Photographed on Mar.09.2021

〓〓 顔面に「吹き出物」出現 〓〓

まだまだ枯れてないゾ
でも、場所が場所だけに痛い!

 気づいたのは今日の午後でした。キチンと眼鏡をかけると、いわゆるノーズパッドが当たる所がチクチクと痛むようになってしまったんです。
 夜になるまではそのままで過ごしましたが、あまりにもチクチクするので鏡を見たところ、なんと、ノーズパッドの左側が当たるところにプチンと小さな吹き出物が出来ていたんです。

 吹き出物自体は「まだまだオレも枯れてないぞ」とほくそ笑む存在なんですが、場所に問題ありなんです。
 チクチクする痛みも厄介ですが、それよりなにより、眼鏡をかけると眉間左側の一点だけが痛いというのがなんとも煩わしいんです。

 眼鏡なしでは暮らしにくいし、かといって、眼鏡をかけると痛い。場所が場所だけにバンドエイドだって貼れないし。

 どうして眉間(エリア)のノーズパッドが当たる所なんでしょう。いったい、どうすればいいんでしょう。

 若い方と違って、齢を重ねたオッサンには “正しい洗顔” などというデリケートな意識はありません。顔はボディーソープでゴシゴシ洗う。それだけです。もちろん吹き出物の核をギュッと抜いてしまうのが唯一のリカバー方法です。そんなオッサンに「眉間に出来た吹き出物だってきちんとケアしよう」なんて理論は通用しません。

 ひと晩寝て様子を見るしかないんでしょうか。「朝起きてみると吹き出物が成長していた」なんてことになると最悪です。目の周りだけに「目も当てられない」ではシャレにならないんです。

 では。吹き出物が痛むので、眼鏡を外して寝ることにします。おやすみなさい。

≡≡[season14]24:50/Apr.02.2024 -春分-≡≡
┃NOW YOU'RE ON┃
-Cherry blossom 3/3-
Ueno Park, Taito city.
Photographed on Mar.09.2021

〓〓 不安と期待を天秤にかけると 〓〓

新年度に変わることはいくつもあるけれど……

 コロナ対策、75歳以上の国民医療保険、年金支給額の上昇、残業規制、摘出規制、輸送関係の料金値上げ、ライドシェア、金利の引き上げ、相続登記の義務化……。今日から制度が変わった。
 歓迎できないものもあるし、歓迎できるものもある。水面下でどんな交換条件が交わされたのか知りたくなるものもある。

 国民生活に直接係る制度の基準値が変わったため、しばらくすれば、それらの影響がハッキリとしてくるはずだ。

 全体を見渡せば “変化の年” になりそうなことは分かった。では私自身はどうなんだろう。結論だけ言えば「窮屈にはなるが、大きな変化はない」ということになる。突き詰めて考えていくと「夢を見ず、現実を見つめ、足元を固めて生きろ」ということになる。

 かの阿藤快さん風に言えば「なんだかなあ」である。どんなに年をとっても夢は見ていたいもの。社会制度がバックアップしてくれるという安心感があれば、もう少しゆったりとした精神状態で暮らせるのに、これでは「アメ少々、ムチたっぷり」だ。

 そして「この10数年で身についた “ダウンサイジング・スタイル” に磨きをかければ、なんとなくウマくいくはず」という結論が浮かび上がった。マッ、そんなもんだろう。今をイキイキと生きていれば、小さな夢くらい見れるかもしれないと思えば悲観的な要素なんて吹っ飛ぶ……はずだ。

≡≡[season14]24:55/Apr.01.2024 -春分-≡≡
┃NOW YOU'RE ON┃
-Cherry blossom 3/3-
Ueno Park,Taito city.
Photographed on Mar.09.2021

〓〓 何もかもが早すぎる花見の季節 〓〓

桜の花はまだ一分咲き。
気温だけはすでに夏。

 今日は暑かった。夏のように暑かった。

 そんな日曜日、私は汗だくになりながら上野や谷根千界隈の桜を探し回った。そして、分かったのは少なくともソメイヨシノは一分咲きだということと、気温が高すぎると花見どころではないということのふたつだった。

 開花宣言が遅かったせいなんだろう、上野界隈には “花見” という言葉の魔力に惹きつけられた観光客が集まり、花見の宴を張っているグループも多かった。いわゆる行楽客の多い谷根千界隈とはかなり趣きが違う。やはり、一本桜の多い谷根千界隈で花見をするのは地元民だけということなのかもしれない。

「桜の花が見たい」というより、「花見に行った」という高揚した気分に浸りたいとほとんどの人たちが考えているのか、花が咲いているかどうかは大した問題ではない。ある意味、桜は人と人とのきずな作りに欠かせないツールなんだろう。

 それにしても。

 開花宣言はあったけれど、現実的な花見にはまだ早すぎる気配が濃厚な今年の花見は様子を見て、ここぞという時にサッと動いたほうがいいかもしれない。
 個人的には、満開になるのは少なくとも1週間先。10日くらい先でも充分に楽しめそうな感じがしている。

≡≡[season14]24:00/Mar.31.2024 -春分-≡≡
┃NOW YOU'RE ON┃
-Cherry blossom 3/3-
Ueno Park,Taito city.
Photographed on Mar.09.2021

〓〓 季節到来 〓〓

ながらくお待たせしました
やっと咲きます
ソメイヨシノ談)

 東京でソメイヨシノ開花宣言が出て2日、開花が遅くてじれったい思いをしてきましたが、やっと咲いてくれました。このまま順調に開花が進めば、満開は4月6~7日でしょう。
 ちなみに、今日から5日間アップする桜を撮ったのは2021年3月9日。つまり3年前は3週間ほど前に上野の桜は満開だったわけです。

 昔は「入学式の記念写真は満開の桜の樹の下で撮る」というが普通の光景でした。それが、いつの間にか「満開の桜を背にして卒業式の記念写真を撮る」になり、近頃では「散り始めた桜吹雪を浴びながら」が当たり前になっていました。
 そんな “花見の前倒し” 状態が、今年とうとう元通りになったと思うのは気が早すぎるでしょうか。

 今年も桜を愛でることができそうです、それもポカポカ陽気のなかで。季節がめぐり、桜が咲き、新しい舞台が動き始める。やっと春本番がやってきました。

≡≡[season14]24:25/Mar.30.2024 -春分-≡≡
┃NOW YOU'RE ON┃
-Cherry blossom 3/3-
Ueno Park,Taito city.
Photographed on Mar.09.2021

 

 

〓〓 やっと週末 〓〓

ドタバタ、フラフラと過ぎていった一週間

 やっと金曜の夜になった。

 ナニモノか分からないが、私を振り回しているモノがいる。そんな気持ちで過ごした1週間がやっと終わった。来週も同じように振り回されるのは容易に想像できるが、週末の二日間はとりあえず小休止できる。自分らしさも取り戻せるはずだ。

 自分を見失ったり、周囲が見えなくなったり、いつもなら簡単に出来ていることが雑になったりと “いいことなし” で過ぎ去っていった二ヶ月間とでも言えばいいのだろうか。
 新しい地平に馴染めずに空回りしているだけだと前向きに捉えたいが、まだそこまでの余裕はない。

 いやはや、とんでもない所に着地してしまったものだ。

 まさに「こんなはずではなかった」である。ひょっとすると、ハワイやブラジルに移住した人たちや、屯田兵として北海道開拓に夢を馳せた人たちが体験した片鱗を経験しているのではと思うこともあるくらいだ。

 とにかく、休憩しよう。自分を取り戻そう。なにしろ、まだ二ヶ月しか経っていないのだ。しばらくの間、こうやって過ごしていれば、いつの日か “耐性” だってつくはずだ。

 では。

≡≡[season14]24:40/Mar.20.2024 -春分-≡≡
┃THIS is the JAPANESE SPRING┃
-Cherry blossom 2/3-
In Yanaka Graveyard,Taito city.
Photographed on Mar.28.2022

〓〓 エッ、不起訴だって!? 〓〓

ジュエリータウン御徒町の今

 ちょうど1年前、ジュエリータウンとして有名な東京・御徒町で5,500万円相当の宝石が奪われる事件が起こった。
 正直なところ、ジュエリーにまつわる窃盗や強盗などの事件が何度も起こっているこの街では、事件そのものはありがちな事案だったのだが、事件に遭った店のスタッフがサスマタを使って犯人グループ3人のうち2人を捉えたことから、一気に注目度が上がった。
 周辺の店でもサスマタの使い方をトレーニングしたりし、街全体で犯罪抑止の意識を高めていった。しかも、警察も重要案件と捉え、赤色灯を点灯した警察車両が路上に止まり続けて犯罪抑止に努めてきた。

 そして、今日、その時に逮捕された2人に不起訴処分の判断が下った。

……、アレッ、不起訴? それはないだろ!。いくら指示役と運転手だったとしても、盗られたことは事実じゃないか。主犯じゃないからといって、罪に問われないというのは酷すぎるじゃないか。宝石商売をどう思っているんだ。……

 こんな声が、この街で宝石商売を続けている店から聞こえてきそうだし、同時にワルい奴らが次なる一歩を探し始めているだろうことも容易に想像できる。きっと、焦りと不安が入り混じった複雑な思いに浸っていることだろう。なにしろ、私自身もそうなんだから。

 やはり、実行犯が逮捕されるまで待たないといけないんだろうか。どうも釈然としないのだが……。

≡≡[season14]23:00/Mar.28.2024 -春分-≡≡
┃THIS is the JAPANESE SPRING┃
-Cherry blossom 2/3-Mt.nagamine, Kobe city.
Photographed on Mar.28.2023

 

 

〓〓 本日……眠い……です 〓〓

まだ週半ばだというのに
エネルギー切れ?

 眠い。うっかりするとスーッと寝落ちしてしまいそうなくらい眠い。

 毎晩、眠気を跳ね除けながらブログを書き、書き終わった途端にベッドに潜り込んで、1~2分後には眠ってしまう。こんな生活をずっと続けていますが、今夜のようにキーボードに向かっているときから睡魔に襲われることなんてなかったのに、どうしたんでしょう。

 ちなみに我が家の猫ボス「かあちゃん」はいつもどおり私の膝の上で寝ています。きっと今夜も、ブログ書きが終わって私がベッドに倒れ込もうとした瞬間に目を覚まして私より先にベッドに行くはずです。

 それにしても、どうしてこんなに眠いんでしょう。まだ週半ばだし、生活のリズムもいつも通りだし。もちろん、体調だってキープしています。それなのに眠いです。
 かの有名な「春眠暁を覚えず」を応用させると、早朝でなくとも深夜でも眠たくなるんでしょうか。

 とにかく異常に眠いので、今夜は早仕舞いします。おやすみなさい。明日が素晴らしい一日になりますように。

≡≡[season14]24:00/Mar.27.2024 -春分-≡≡
┃THIS is the JAPANESE SPRING┃
-Cherry blossom 1/3-
Mt.nagamine, Kobe city.
Photographed on Mar.28.2023

〓〓 そろそろ咲いてみないか 〓〓

早かったり遅かったり。
もどかしい思いに
空を見上げる春

 今年はソメイヨシノ開花宣言が遅れに遅れている。気象庁は数十種類の植物や動物を観測して季節の変わり目を伝えようとしてきたが、ソメイヨシノほど注目度の高い宣言はない。いや、ほかの宣言を気にしたことなど一度もないと言っても言い過ぎではない。それだけに、靖国神社の標本木のような報道陣が取り囲む “時の樹” が現れるのだろう。

 それにしても、今年のソメイヨシノの開花は遅い。去年が異常に早かったわけでもない。最低と最高との気温差や日照時間だけで咲くものではないのだろう。

 実は、このブログでは毎年二十四節季七十二候の変わり目を基準にして桜の写真をアップするようにしている。昨年も5日に一度入れ替えながら3点の桜の写真をアップした。だが昨年は、アップするのが遅すぎて「咲いているのは写真の中の桜だけ」という状態になってしまった。
 昨年の反省を踏まえて、今年こそオンタイムを目指そうと東京下町のソメイヨシノの写真をアップしはじめたのだが……、どうだ、すっかりフライングしてしまったではないか。こんなはずじゃなかったのだ。

 今年も自然の気まぐれにウロウロさせられている。昨年は「まだ散るなよ」だったが、今年は「そろそろどうだ」だとしたらで田ある。
「自然がコントロールしているのだから、開花日はズレてあたりまえ」で終わらせるのが普通なのだが、今年はちょっと期待を持たせすぎのようだ。

 そろそろ咲いてくれ。ソメイヨシノが咲かないことには本当の春がやって来ない。

≡≡[season14]24:30/Mar.26.2024 -春分-≡≡
┃THIS is the JAPANESE SPRING┃
-Cherry blossom 1/3-
Mt.nagamine, Kobe city.
Photographed on Mar.28.2023

〓〓 胴吹桜 〓〓

誇りとともに咲き誇る

【胴吹桜】桜の老木の幹に直接咲く桜。ほとんどの花のように枝に咲くことを止め、特別な存在感を醸す一輪の桜。

 何十年も人々に存在感を示してきた桜の老木を見ていると、時折、幹から直接咲いている桜花を見つけることがある。
 なぜほかの花と同じように枝に咲かなかったのだろう。へそ曲がりなんだろうか。それとも、もう枝に咲くことは許されないが、何が何でも咲いてやるという桜の意地なんだろうか。いずれにしても特別な存在であることに間違いはない。

 この10数年間、事あるごとに「どっこい、オイラは生きている」と言い続けながら生きてきた私にとって「胴吹桜」ほど共感を抱く存在はない。それは、常識的な立ち位置で咲くことに別れを告げて、けっして心地よくはないが我が道をいこうとした一輪の桜がもつ特別なエネルギーに私自身が共感を抱いているからかもしれない。

 たった一輪で咲くのだから、けっして華やかではない。ほかの桜花と競演して人に春の喜びを与えるわけでもない。だが、懸命に咲くことで特別な存在感を感じさせる。

 ひょっとすると私は、胴吹桜のような誇り高き一輪咲きに魅力を感じ、そうなろうとしているのかもしれない。

≡≡[season14]24:40/Mar.24.2024 -春分-≡≡
┃BLOOMING with PROUD┃
-Cherry blossom 2/3-
Yanaka graveyard, Taito city.
Photographed on Mar.28.2022

 

〓〓 老木は今 〓〓

逝くものが残す記憶と新たに授かる命

 今多くの場所で、樹木医が診断したうえで、朽ちて内部が空洞になったものや害虫に蝕まれ、再起が難しいものなどを対象にしてソメイヨシノの老木が伐採されている。
 ソメイヨシノでなくとも、都市再開発という名目のもと、人間の身勝手な思いだけで伐採されてしまうケースも相次いでいる。

 この樹の下で、あの樹の場所を目指して。これまで数十年も目を楽しませてくれた樹木は、人の記憶そのものである場合が多い。それだけに、これからも春を代表するアイコンとして人々を楽しませてくれたのではという疑問や無念さや心残りを感じることも多い。

 生き物である限り、表舞台から姿を消すことは避けられない事実だが、自己の意志で身を引くのと、強制的に命脈を絶たれるのでは大きな違いがある。
 たとえ意思表示をしない樹木であっても、命ある一本一本の樹には木霊(こだま)が宿っていると私は信じている。病に倒れたり、樹勢わずかと診断されたものはともかくとして人間の身勝手さだけで生涯を閉じてしまう樹が抱くであろう無念さや木霊の叫びを人はどう受け止めるべきなんだろう。

 実は、ここ数日、このブログにアップしてきた桜の老木もこの冬伐採された。内部に空洞を発見され、いつ倒壊してもおかしくないと樹木医が診断したからだった。
 写真に写る桜花は昨年4月の姿。彼女が私を楽しませてくれたのは昨年が最後だったわけだ。

 彼女は逝った。しかし、彼女の美しさはこの写真の中に永遠に生きる。もちろん彼女の美しさを愛でてきた人々の心にも記憶される。

……彼女は現世を去ることによって永遠の命を得た。

≡≡[season14]24:50/Mar.24.2024 -春分-≡≡
┃THIS is the JAPANESE SPRING┃
-Cherry blossom 1/3-
Mt.nagamine, Kobe city.
Photographed on Mar.28.2023

〓〓 降りそうで降らなくて 〓〓

覚悟していたのに……
手にした傘は出番なし

 昨日の天気予報では「東京は1日中雨が降ったり止んだりする天気になるでしょう」ということだったので、雨が止み、空が明るくなっているにもかかわらず、傘を持って出掛けました。今は晴れているけれど、そのうち降るはずと信じていたんです。

 でも、帰宅するまで雨は降らずじまい。マッ、こういう日があってもいいですよね。当たりすぎる天気予報より、時々空振りしてしまう予報のほうが人間味があってホッとします。

 明日は夜まで雨の心配はないとの御託宣が出ているので、迷うことなく手ぶらで出掛けます。使わない傘を持ち歩くのも厄介ですからね。

≡≡[season14]24:40/Mar.23.2024 -春分-≡≡
┃THIS is the JAPANESE SPRING┃
-Cherry blossom 1/3-
Mt.nagamine, Kobe city.
Photographed on Mar.28.2023

〓〓 カクンとひと寝入り 〓〓

きもちいいーー

「さあ、今日は何を書こうかな」。
と、思った次の瞬間、私は眠ってしまったらしい。そして今、起きた。時間にすると数分だったが、信じられないほど気持ちよくなったし、身体の疲れも軽減したようだ。

近頃、昼寝の効用を説く人が増えたようだが、私もその仲間入りをしたくなっている。
 昼寝とうたた寝は違う種類のものなんだろうか。目が覚めた今の感覚と1時間くらい爆睡するのとを比較すると、うたた寝のほうが眠りが深いというか、体調のリカバー率が高いというか。覚醒持続時間は昼寝のほうが長いようだが、眠りの深さは圧倒的にうたた寝のほうが深いようだ。

 と、妙に納得した時間を過ごしているうちにまた眠たくなってきた。今度はホンモノの眠気のようだ。
 週末の深夜だから夜更かしもいいだろうと思っていたが、思いだけで終わってしまいそうだ。眠い。

 ということで、本日終了。おやすみなさい。
 明日が素晴らしい一日になりますように。

≡≡[season14]24:40/Mar.22.2024 -春分-≡≡
┃THIS is the JAPANESE SPRING┃-
Cherry blossom 1/3-Mt.nagamine, Kobe city.
Photographed on Mar.28.2023

〓〓 春の寒さ 〓〓

寒いとはいえ、春は春

 昨日今日と肌寒い日が続いている。風も強い。季節がすっかり冬に後ずさりしているようだ。報道によるとセンバツ真っ盛りの甲子園では雪が舞ったそうだ。

 だが私は「たしかに寒いことは寒いけれど、真冬の凍えるような寒さではなく、春の陽射しが降り注ぐなかでの寒さじゃないか。身体が順応していないから寒く感じているだけだ」と思っている。俳句の季語で言えば「春寒」。手紙の書き出しで言えば「花冷え」や「花寒い」である。

 きちんと話してくれないので定かではないが、我が家の猫たちはこの2日間外出せずに家に籠もっていたそうだ。特に絶対的なボス猫「かあちゃん」は食餌の時以外、台所の温かな空気が残っている食器棚の上から降りるのを止めているようだ。

 寒いと感じるのは、春が充分に育ちきっていないから。気が付くと「ああ、春だなあ」と感じる日来るはずだ。その日まであと少し。センバツが終わる頃まではポカポカしたり、ゾクゾクしたりの三寒四温の日々が続くのだろう。

 元気だけど気まぐれなのが春の個性。しばらくはその振る舞いに付き合ってみよう。

≡≡[season14]23:45/Mar.21.2024 -春分-≡≡
┃THIS is the JAPANESE SPRING┃
-Cherry blossom 1/3-
Mt.nagamine, Kobe city.
Photographed on Mar.28.2023

〓〓 『春分』の節季 〓〓

春の嵐が吹き荒れた春分の日

 2024年3月20日。二十四節季の『春分』の節季は嵐で始まった。それも冬に後戻りしたような寒さのなかでの嵐だった。いくら「三寒四温」で幕を開ける春とはいえ、冬に戻り過ぎた感がある。「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉はどこへ行った、である。

 秋分と同様、昼と夜の長さが等しくなる春分は、先祖の御霊に祈りを捧げるお彼岸のお中日でもある。きっとお墓参りなどの仏事を行ったという方々も多いだろう。

春分』の節季は、季節の変わり目でもあり、春本番を実感し始める時でもある。今日の嵐だって春本番を呼ぶためのプレリュードと言えなくもない。
 あと数日も経てば桜の代表、ソメイヨシノも開花する。この時期しか経験できない「桜を愛でながら桜鯛と菜の花を食する」ような “心の贅沢” を堪能できる日はすぐそこまで来ている。

≡≡[season14]24:40/Mar.20.2024 -春分-≡≡
三寒四温、暑さ寒さも彼岸まで、桜、明石鯛、菜の花
┃THIS is the JAPANESE SPRING┃
-Cherry blossom 1/3-
Mt.nagamine, Kobe city.
Photographed on Mar.28.2023